母のお雛様
隣の家のお姉さんの何段もある立派なひな壇。
とてもキラキラきれいで立派で、羨ましく思っていた子供の頃。
我が家はお雛様など買う余裕はありませんでしたので、母は私にフエルトのひな壇を手作りをしてくれました。
砂利を拾い人形のおもりにしたり、お菓子のおまけでぼんぼりを作ったり、身近なもので創意工夫しながら作ってくれていたのです。
ところが私は、いつまでも隣のお雛様を忘れられず、こんなちゃちな物はいらないと、あっさり捨てようとしました。
今思えば何て事を・・・と思います。
世界に一つしかない雛人形を、今ではとても大切にしています。(^^)
0