昭和の思い出
今日は『長谷川義史の世界展』へ行きました。
長谷川義史さんは絵本作家さんです。(『いいからいいから』が有名でしょうか。どれも素敵でした・・・!)
沢山の絵本を描かれているのですが、長谷川氏の実話を元に描かれた絵本には、昭和の風景が多く描かれています。
吊り手水の絵を見て懐かしい〜!と声をあげてしまいました。
私の場合、祖母の家にありました。
祖母の家自体がかなり古く、その家の離れに建てられた掘っ立て小屋が御便所でした。
今にも割れそうな板を穴に渡しただけのボットン便所でしたが、その横に男性便所として何の変哲もない瓶が置いてありました。
吊り手水の下には受け皿的なものが置いてなくて(普通はあると思う)地面に直接流す自然志向な作りだと、手を洗って綺麗さっぱりしてるのに足にはその水が跳ね返ってるという、そりゃもう・・・すっきりしない気持ちになります。
でも不思議なもので、あまり楽しい経験ではなかったはずなのに素敵な思い出のジャンルにはいっています。
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